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    akira が「総合投資研究 グループのロゴ総合投資研究」グループに投稿しました。 1か月前

    暗号通貨のもとになる暗号自体にも規制はありましたが、インターネットも発展しました
    規制で発展することもあります 20年前のNHK番組です

    • 古い番組ですね。見てみます。

    • これは、タイムリーなビデオかもしれませんね。レビューしました。

      仮想通貨は、暗号通貨(クリプトカレンシー)と呼ばれるように、暗号技術によって生まれた通貨です。

      最近は、その暗号通貨と規制が話題に上がってきていますが、今からおよそ20年前も暗号と政府との暗号戦争というものがありました。

      暗号技術は、もともと軍事的な目的で発達してきました。最新の暗号技術は国から見れば当然、独占したいもので一般大衆に公開するということはとんでもないということで規制していました。

      1970年代に現れたRSA暗号もそうでした。1980年代RSA暗号を利用できるのは、アメリカ政府と軍部とごく限られた大企業だけでした。

      それに対して、異を唱えたのがこの番組内で現れる「サイファーパンク」で暗号技術を使って、プライバシーを守ることは誰もが持つ権利だと考えたサイファーファンクの一人、フィル・ジマーマンは誰もが使えるRSA暗号を使ったソフトウェア「PGP」(プリティ・グット・プライバシー)を無料で公開して抵抗しました。

      この番組内で現れる「サイファーパンク」は、「暗号技術を大衆に開放せよ」という活動家グループで、ビットコインとも深い関係があります。

      RSA暗号は、規制から生き延び、今では一般的になっている「公開鍵」と「秘密鍵」を使った暗号です。ビットコインでもこの思想は引き継がれて使用されています。

      暗号ソフトも販売し普及させるためにアメリカ以外に開発者を置いて、分散させて開発が行われました。規制を乗り越えるには別の国に分散させて開発するというのは有効な方法のようです。仮想通貨にもその思想が引き継がれています。

       

      この番組放送があった約10年後にサイファーパンクのメーリングリストにsatoshi nakamotoが現れ、全ての仮想通貨の元になるBitcoinのホワイトペーパーが公開されます。

      また、このビデオに登場するサンマイクロシステムズのCEOエリック・シュミット氏(Googleの元CEO。現在はAlphabet Inc.(アルファベット)、Google Inc.及びグループ企業の持株会社の会長)も「技術はどんなことをしても必ず生まれてきます。その進歩のスピードを止めることは難しいことなのです。つまり政府がやっていることは無意味なことなのです。」と言って規制は無駄なことだと言っているようです。

      暗号はまず無料で広げてしまうという既成事実化を図って、規制から逃れ、インターネットで使用され広がってきました。仮想通貨もsatoshi nakamotoが既成事実化を図って広げ始めました。サイファーパンク達は、規制をかけても抵抗する方法を編み出して、国の態度を変えてきました。

      仮想通貨もどんなに規制をかけてもここまで広がってきたものを封じ込めるというのは難しいと思います。普及が先か、規制が先か、でも、もう仮想通貨のブロックチェーンはだれも止めることができません。そもそも仮想通貨は、止めることがほぼ不可能な分散型のテクノロジーです。取引所でさえ、分散型があります。

      規制で縛り過ぎないで良い面を伸ばして発展していけたらと願いますね。