davidtojp(管理人)
リップルは「スマートコントラクト」を発表し、社会革命にも乗り出しました。

リップルは、「スマートコントラクト」を正式に発表しました。

https://ripple.com/blog/smart-oracles-building-business-logic-with-smart-contracts/

「スマートコントラクト」は、原理的にはコンピューターが理解できる契約、ビジネスロジック、その他のルールをほぼコスト0で、リップルネットワークに乗せることを可能にします。これによって、取引の中に、さまざまなプログラムを埋め込むことを可能にし、取引を資産・金融・ビジネスロジック・その他のルール等に拡張します。これからのリップルは仮想通貨的な使い方だけではありません。

例えば、AさんからBさんへの所有権の移動を、ネットワーク参加者全員が疑いなく検証できる形で取引を実現する仕組みを作れます。
所有権の確実な取引ができれば、長い間、音楽、映画業界を悩ませていた不正コピー問題が解決できる可能性があります。

また、株券や、有価証券の所有権の確実な移動ができるようになれば、別の仕組み作りは必要ですが、証券会社、証券市場を通さずに全世界の人々が直接これらのやり取りができるようになるかもしれません。

さらに自動車や電気製品等の耐久消費財や不動産などの所有権移転、賃借権をリップルのネットワークにのせることも可能になるかもしれません。自動車や電気製品なら所有権や賃借権の移動が終わらないとスマホと連動して使えないようにしたり、不動産ならスマホをかざさないと鍵が開かないようにしたり・・・これらも新たな仕組み作りは必要ですが、技術的には可能になってくるでしょう。

ペイパル、グーグル、イーベイのようなWebベースのサービスや他のインターネットプロトコルと相互作用することができる異種システム間のブリッジを作成したり、エスクロー、サブスクリプション、条件付きの支払い、デリバティブ取引、投票等に使用したり、いろいろな用途への応用も考えられます。

様々な権利の確実な取引をコスト0でネットの上に実現することは今までできませんでした。しかし、今後はこの「スマートコントラクト」を使用することによって実現できる可能性が出てきます。このような権利にかかわるものは、実生活上に無限にあります。

ビジネスロジック、その他のルールにも拡張すれば、そのインパクトは想像を絶するものがあります。インターネットの次の章への扉を開ける非常に可能性のある技術です。

他の仮想通貨にも「スマートコントラクト」の構想はありますが、多くの障害を持っているようであまり進んでいないようです。

リップルによって送金革命を超えた、社会革命が始まろうとしています。

著者: davidtojp(管理人)
カテゴリー: リップル
日付: 7月 17, 2014
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仮想通貨の動向予想

クリプトパークとして、これからブログを書いていきますが、最初なので仮想通貨の動向予想を書いてみたいと思います。

現在の仮想通貨のトランザクション処理能力は、PAYPALの普通時毎秒100トランザクション(2014年第一四半期)、VISAネットワークの普通時毎秒2000トランザクションと比較すると、初期の段階でこれらを置き換えることはまだ難しいのが現状です。(VISAはクリスマス時のようなバースト時は、毎秒10000トランザクションをさばきます)

現在、ビットコインでは毎秒7~9トランザクション(1ブロックサイズ1MB制限)、リップルはビットコインのトランザクションのスケーリング問題を知って、ゼロから設計したものなのでかなりスケーリング面では期待できるのですが、それでも現時点ではビットコインと大きく変わらないようです。これはビットコインとリップルの共通の開発者であるDavid Schwartzも言っていることです。他の仮想通貨もビットコインのシステムを模倣したものが多いので大きくは変わらないでしょう。

今後、仮想通貨は3~5年以上かけて大きく普及していくと思います。PAYPALにはトランザクション処理能力で比較的早く追いつくかもしれません。しかし、VISAネットワークに追いつくにはかなりのブレイクスルーを要すると思います。それが今の仮想通貨が10年前のWebと同じ状態と言われている理由の一つだと思います。

私は10年以内にVISAネットワークの3分の1のトランザクション処理能力を達成すると予想してますが、それでも1通貨では簡単には追いつくことができないので、その他仮想通貨と競い合いながら時価総額10位ぐらいの仮想通貨が主要な通貨として共存していくのではないかと予想しています。(世界には既に熱心なコミュニティーを持っている仮想通貨が400通貨以上もあり、技術や特徴、個性等で競いあっています。時価総額10位はある程度固定化しつつありますが、それでも突然、時価総額30位以内に飛び込んでくる仮想通貨も出てきています。一日で30%以上の値上がりする仮想通貨も登場してきています。)

トランザクション処理能力は決済システムの要です。そこに不安があることが一般の人に顕在化すれば、今までのネットワーク効果にも大きな疑問が生じます。仮想通貨は技術に密接に結び付いたものですので、処理能力よっては途中で世代交代の可能性もあると思います。

私はビットコインも持っていますが、去年の9月頃からリップルを購入しだしたのは、ビットコインのこのトランザクション処理の拡張性に不安を抱いたのが一つの理由です。ビットコインの1ブロックサイズ1MB制限で毎秒7~9トランザクションというのは、処理能力としてはとても小さいのです。ブロックサイズの制限を大きくしたり、制限を無くしたりすることによって、処理能力を伸ばせるのですがマイナーの報酬を大きくしないといけないようで限界があるとの指摘もあります。ビットコインコミュニティーでは既に問題に上がっていますが、PAYPALやVISAネットワークに匹敵する決済手段に近づく上で、今後この問題が大きく表面化することがあるかもしれません。その点、リップルはスケーラビリティーに注力して開発されていますし、世界で最も拡張性の高い分散型トランザクション処理データベース、InfiniSQLの生みの親も最近開発に加わりましたので、私は将来性をとても期待をしています。

しばらくは、ビットコインの優勢が続くのは確かでしょう。しかし、その後はリップル、又は次の仮想通貨が出てくる可能性が高いと思います。いずれにしても技術的なパイオニアは誤りを多く持っているものですので世代交代はやってくるのかなと私は思います。(私の周りの決済システム関係者の間では、この点で5年後にビットコインが今の勢いを持ち続けているのは難しいのではないかという人が多いです。)

いずれにしても、仮想通貨は旧来の決済の置き換えを狙って、壮絶な競争をしていくでしょう。ビットコインとリップルの動向に注意しつつも、投資という面ではこれからは他の仮想通貨についても注目していく必要があると思っています。今後、こちらのブログにそれらの動向も書いていきたいと思います。

※当ブログは、WEB開発や決済システムを開発している当サイト管理人の予想が含まれています。
値上がり等を保証するものではありませんので、投資をする際は、ご自身でもよくお調べになって、ご自身の責任において投資を行ってください。

著者: davidtojp(管理人)
カテゴリー: はじめに
日付: 7月 8, 2014
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