Dash(DASH)（旧名Darkcoin）

 

 

開始-2014年1月18日

ウェブサイト – https://www.dashpay.io/

アナウンスページ – Bitcointalk.org

Twitter –  https://twitter.com/dashpay

Facebook – https://www.facebook.com/DashPay

 

仕様

総供給量: 24,000,000DASH

アルゴリズム:  X11（複数のアルゴリズムの組合せ(blake, bmw, groestl, jh, keccak, skein, luffa, cubehash, shavite, simd, echo)）/ Dark Send

マイニング（発掘）: CPU & GPU

プレマイン（事前発掘）: なし

ブロック報酬: ムーアの法則アルゴリズム

2222222/(((Difficulty+2600)/9)^2)

難易度ターゲットタイム: Dynamic with Dark Gravity Wave (DGW)

 

 

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レビュー

Dashは、CoinJoinに基づき、セキュリティと匿名性を強化する為に特別に設計された代替仮想通貨です。「CoinJoin」（コインジョイン）とよばれる技術は、ユーザーがコインを使用するたびに、その取引はランダムで選ばれた同時期に支払いをする他のユーザーの取引と混ぜ合わされるというものです。

 

それは現在、開発中でまだ完全にリリースされていませんが、「Darksend」と呼ばれ、匿名の送信者は、総取引量を異なった単位に切り分け、取引を分解します。

このように、取引起点ポイントを変更する一種の取引のシャッフルがあります。

より良いプライバシーへの探求は、仮想通貨コミュニティーで進行中です。ビットコインでは、同じアドレスが公共で使用されるとき、アイデンティティは容易に特定の仮想通貨アドレスに関連するようになります。アイデンティティがいったんアドレスに関連するようになると、そのアドレスに関連している取引のすべてがblockchainで公共的に見られることになります。Dashは、取引のプライバシーや匿名性を強化した仮想通貨です。

Dashは、コイン・メインフレームに組み入れられたいくつかのアルゴリズムを特色とします。

特徴:ムーアの法則、「Kimoto Gravity Well」というdifficulty調整方法、そして、すべてのユーザーの間でDashの成功と人気に貢献した匿名関数があります。

 

※「Kimoto Gravity Well」

KGWが発明された背景には「multipool」の問題があります。multipoolとは、最も利益率の高いコインを複数のコインから選択して採掘するマイニングプールのことです。

multipoolでは、difficultyが相対的に低いコインを大量の採掘者が集中して採掘することになります。しかし、採掘を続けると「発掘難易度」が大きく上昇し利益率が低くなるため、他のコインの採掘に移ることになります。これにより元のコインでは、「発掘難易度」が高いのにも関わらず採掘者が少ない状態になるため、残された採掘者がブロックを発見するのに多大な時間がかかることになります。これは採掘者が報酬を得るのに時間がかかるという問題だけではなく、取引の認証にも非常に時間がかかるということを意味し、コインの価値自体を大きく下げる原因となります。

このmultipool対策として発明されたのがKimoto Gravity Wellです。1ブロック毎に「発掘難易度」が調整されるのが特徴ですが、以下のような非常に複雑な式が発掘難易度調整に用いられます。

KGW = 1 + (0.7084 * (PastBlocksMass/144)^(-1.228))

 

 

最終更新日2015年5月16日

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