• davidtojp(管理人) さんのプロフィール写真

    davidtojp(管理人) が「RIPPLE総合 グループのロゴRIPPLE総合」グループに投稿しました。 3年 7か月前

    Flare Networkのホワイトペーパーは少し難解なため、Flare Networkはどのようなものかをわかりやすく説明する文章を私のほうで作成し、Flare Networkの創業者にも確認してもらい、添削してもらいました。ご参考ください。Flare Networkの理解にお役に立てれば幸いです。

    https://imgur.com/a/33aoDaQ

    FXRPシステムは、スマートコントラクトで使用するためにXRPトークンをFlareに転送する方法です。

    基本的に、Flareはエージェント(仲介者)にFlareブロックチェーン上でSparkトークンをロックするインセンティブを与えています。そのインセンティブはXRPでXRPL上で支払われます。(エージェントは、FXRPの作成を可能にするために担保をロックしたことに対してXRPで支払いを受けます。2つ目のインセンティブは、オラクルへの貢献です。それはSparkトークンで正しい価格の貢献者に支払らわれます。 それはFlareでマイニングにあたります。)

    そして今、エージェントはFlareブロックチェーン上でFXRPを作成したい人々からXRPを受け取ることが許されています。
    簡単に言えば、Sparkを担保にして、XRP Ledger上のXRPをトラストレスでFlareブロックチェーン上のFXRPに転送することを意味します。
    (エージェントが2.5倍の担保をFlareに提供し、FXRPを欲しがっている人からXRPを受け取るとXRPはロックされるのと同じ効果です)。
    あなたはXRPに戻したいときは、自分のFXRPをFXRPシステムに送信するだけです。そして、エージェントはXRP元帳に保持しているXRPからXRPを送信するように指示します。

    FXRPシステムは1:1で固定されているので、FXRPシステムに送り返されたFXRPが1個であれば、XRPレッジャー上のXRPを1個受信することになります。エージェントはブロックチェーン間の「唯一の」リンクです。しかし、あなたはそれらに頼る必要はありません。

    XRP⇔FXRPを前後に交換するプロセス全体は、エージェントがXRPで保有している量よりもはるかに多く、2.5倍以上の倍率でSparkを担保にしているため、トラストレスです。エージェントが悪さをした場合、あなたは自動的に彼の担保から適切な量のSparkを取得するだけで、彼らは重いペナルティを受けます。(Sparkを失う)

    • イーサリアムブロックチェーンで発行されるビットコインに裏付けられた暗号資産にWBTC(Wrapped Bitcoin)がありますが、これはビットコインを暗号資産カストディアン(保管業務会社)のBitGoに預け入れることで作成されます。これはビットコインに連動したERC-20トークンでイーサリアムのエコシステムでビットコインを扱うことが可能です。

      これと同じように、しかし第三者のBitgoのようなカストディアン(保管業務会社)に頼らずにXRPをFlareブロックチェーンに転送し、そのXRPをロックしたような効果を持たせ、FXRPとしてスマートコントラクトを使えるようにしたのがFlare Networkだと思います。これでXRPでもスマートコントラクトが使える土壌ができたと言えると思います。

      XRP保有者にSparkが配られるということはおそらくXRPを中心に回る通貨の枠を超えたスマートコントラクトプラットフォームになっていくと思われます。非常に面白い仕組みだと思います。

      • 今回Sparkが貰えるイベントでは申請者のXRPはロックされません。無料で(何も失わずに)送付されます。

        今回上で書いたのは、Flare Network自体がどのようなものかをイメージしやすく書いたものです。

        • ※XRPでFXRPを作成するユーザー(オリジネーター)は、FXRPシステムにスパークの担保を提供する人物(エージェント)と同じである必要はありません。